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とびひ

とびひ(飛び火)とは

とびひ(伝染性膿痂疹)とは、黄色ブドウ球菌による伝染する皮膚疾患です
汁がにじみ出て、体の他の場所に次々と広がっていくことから俗に「飛び火」と呼ばれます。他の人に伝染することもあります。
夏、子供に多い病気です。(少ないですが、冬でも、大人でも、とびひになります)

とびひの原因は
すり傷、虫刺され、湿疹など様々です。
引っ掻いたり、擦れたりして、細菌がくっ付くと飛び火です。

とびひの症状は
患部がジクジクじたり、水ぶくれが出来たり、カサブタになったり、赤くなったり、皮膚がむけたりして、他の場所に広がっていきます。
通常、高い熱は出ません。痒いことも多いです。
体のどこにでも出来ますが、顔(鼻、口、目、耳の周囲)、頭、脇が好発する場所です。

とびひの治療は
抗生物質の内服が基本です。
患部は消毒し、化膿止めの軟膏を塗りガーゼで保護します。(顔は消毒と軟膏のみ)
かゆみが強い場合は、かゆみ止めを内服します。

とびひの経過
通常、とびひは数日で治ります。2,3割の方は2日程で治りますが、長いと1週間以上かかります。原因菌が、MRSA(10人に約2人)や溶連菌(100人に数人)の場合、治療は長引きます。

入浴は
とびひが乾くまで原則禁止ですが、
シャワーをしたり、かけ湯をしたり、そっとお風呂につかって、汗と細菌をやさしく洗い流すことは必要です。
石鹸は使ってもかまいませんが、泡立てて、手でやさしく撫でる程度として下さい。
プールは中止です。
登園登校は、顔のとびひ、広範囲のとびひの場合は、避けたほうがよいです。

とびひの予防は
予防は、汗をかいたらシャワーなどで流し、体を清潔に保つことです。
虫刺され、擦り傷を放置しないこと。湿疹を掻かないこと。
疲れているととびひに成りやすかったり、治りにくかったりしますので、体を休めることも重要です。
すぐに再発したり、ひと夏に2,3回とびひを繰り返す場合もあります。

稀ですが(100人に1,2人)、
4S(フォーエス)といって、途中から突然、重症になるとびひがあります
1日で急速に全身(特に、顔、首、脇、股、胸腹、背中)が赤くなり、ジクジクして、皮膚がズルむけ、高い熱が出ると4Sです。入院して抗生物質の点滴注射が必要になります。(通常数日で退院できます)

医療法人 さくら皮フ科

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