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単純ヘルペス(単純疱疹)

単純ヘルペス(単純疱疹)は、心身が疲れているとき、風邪の時、強い日光に当たった時などに、 口の周りに小さな水ぶくれが出来るウイルス性の病気です。違和感、軽い痛み、ヒリヒリ感を伴います。
治療には、抗ウイルス薬(塗り薬、飲み薬)がありますが、大事なのは安静休養です。
飲み薬が必要かどうかは症状に依ります。皮膚科を受診ください。
通常、1〜2週間でカサブタとなって治りますが、再発することも少なくありません。
再発する方は、何らかの前駆症状(違和感)があることが多いので自分でそれとわかります。
再発したら、体が疲れているサインだと受け取って下さい。
口の周り以外に、鼻周囲、目周囲、顔、指、陰部、(腕、腿、体)などに出来ることもあります。
稀に、口の中、顔〜身体全体に水ぶくれが出来たり、高熱が出ると、 点滴入院が必要なこともあるので早めに皮膚科に受診して下さい。

鑑別診断

  • 口唇炎:湿疹の一種です。
  • 口角炎:口角に出来る湿疹の一種です。亀裂が出来て痛みます。
  • 帯状疱疹:別のヘルペスウイルスが原因です。痛みを伴います。
    内服治療する場合、単純ヘルペスと同じ抗ウイルス薬を使いますが、内服必要量が多くなります。
  • 水痘(水ぼうそう):初期は、単純ヘルペス、帯状疱疹、虫刺され、かぶれとの区別が困難です。
    ギムザ染色により区別することが可能です。
  • 伝染性膿痂疹:トビヒのことです。黄色ブドウ球菌や溶連菌が原因です。抗生剤の内服が必要です。
    まれに、単純ヘルペスと合併する事があります。
  • 接触皮膚炎:かぶれ。口紅やリップクリームでかぶれる場合があります。
  • 虫さされ:虫刺されで水ぶくれができる事もあります。
  • 尋常性天疱瘡:口の中や体に比較的大きな水ぶくれが出来ます。稀です。
  • 手足口病:手掌、足底、口の中、臀部に小さい水ぶくれ、赤い斑点が出来ます。一過性のウイルス疾患です。
  • フォアダイス状態:脂腺の増殖です。悪い病気ではありません。放置可ですが、炭酸ガスレーザー治療も一法です。

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